全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部と全旅連女性経営者の会(JKK)が4月、新しいトップのもと、新体制をスタートさせた。青年部は昨年9月の臨時総会で次期部長予定者に承認された塚島英太氏(長崎県・ホテル長崎)の部長就任を正式に承認。JKKは前期まで副会長を務めた高橋美江氏(栃木県・益子舘里山リゾートホテル)が会長に就任した。塚島氏は「現状を打破し、夢と希望にあふれる業界を取り戻す」、高橋氏は「勉強会を通して会員施設の”健康経営”を目指す」と総会の席でそれぞれ所信を述べた。
青年部が4月20日、東京都内(千代田区、砂防会館)で行った定時総会では、2023、24年度の2カ年にわたる塚島部長体制の組織と事業計画を承認した。新体制では「総務」「財務研修」「組織広報」「政策渉外」「労務人材」「流通DX」「未来事業」の七つの委員会を設ける。
このうち政策渉外委員会は親会(全旅連)、日本旅館協会などと連携した陳情活動、労務人材委員会は宿泊業界に就職することの魅力発信、流通DX委員会はOTA、旅行会社各社との関係構築、未来事業委員会は日本学生観光連盟とのインターンシップ事業や第7回「旅館甲子園」を手掛ける。
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